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 令和 七年 皐月  2日(金) 晴 室温 18.5度 湿度 50% 将棋の森個展まで  7日
 熟練の技。 No. 5269
師 静山の作品を久しぶりに見ていますと、やはり、巧いですね。数をこなした熟練の技が見えます。まぁ、作り手の私はどうしても愛棋家の方とは違う見方をしてしまいますね。作品は何時頃かは解りませんが・・・私と同年齢の時かな。それとも後かな。どちらにしても作り手として励みになりますね。まぁ、彫の師 天竜も頑張っていましたので数をこなした職人は制作寿命が長いですね。環境もあるでしょうが、何でも売れた時代は職人に夢を与え、売れない時代は創意工夫を与えてくれます。今はブーム??とはいえ物足りなさを感じています。まぁ、私のように駒業界の天国と地獄を知っている職人は少なくなりましたね。その世代で駒に携わった世代は後継者を育てたいとは思わないでしょうね。
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