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 令和 七年 長月 28日(日) 快晴 室温 21.6度 湿度 53%。
 右往左往。 No. 5419
菱湖書は豊島の字母から普及したと思います。作り手は師 静山 宮松先生などから天童へ流れたのではないでしょうかね。見慣れない書体ですので、どれが正しいのか、間違いなのか、当時は解らなく右往左往する日々でした。右上がりだとか、歩兵の歩のはじきはこうだ、ああだと作り手により解釈が違います。まぁ、当然ですよね。基本となる字母を誰も見た事が無い。中には巻菱湖書の原本を参考にして駒にした作り手の方もいましたが、愛棋家の方から批判殺到で元(豊島の菱湖書)に戻した話もあります。まぁ、今考えれば私は師 静山に豊島の字母を受け継いで、いろいろと書体の事をご教授を頂きましたので豊島の字母に関しましては偉そうに言えます。当時は今言った事が次の日には変わると言う現状でした。菱湖書字体がメジャーになり4代書体の仲間入りとは想像もできませんでしたね。当時は盛上げの下職をしていましたので彫手により違う菱湖書に苦慮していましたね。まぁ、売れるのかよ、と、
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