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 令和 七年 師走 17日(水) 曇 室温 11.1度 湿度 59%。
 お墨付き。 No. 5498
30代の頃かな関西将棋連盟で展示会を開催していた頃に収集家(駒のコレクター)の方が来ました。連盟関係者のお墨付きで収集家としては有名な方なようでした。コレクション数組を持って見てくれと言われたのですが、プロの私に見せるのだから自慢の一品でしょう。お話をお聞きしましたら100組を超えるコレクターのようで盛上げ、彫埋彫駒などなど。その中から選りすぐれた駒を持参したとの事です。まぁ、宮松、静山よりも良いでしょう、と、言われ拝見しましたが・・・・・下手な天童の機械彫りです。一応はお墨付きの方ですので、何処か褒めなければならないのでしょうが、褒めたたえる所が無い。今、思えば若気の至りでしょうか、すべて機械彫りですね、と、申し訳ない事を言いました。今思えば素晴らしい機械彫りですね、と、褒めたたえるのですがね。30年前ですので当時は機械彫りは今とは違い(今の機械彫りは見た事が無い)ひどいものでした。その機械彫りを手彫りと偽って販売していましたからね。まぁ、今と比べれば作り手には楽な時代でしたね。今も昔も宮松、静山を超越する機械彫りなど世に出る訳はありませんよ。それを参考資料として展示したいと言われて謹んでお断りしましたが・・・・・・良し悪しと好みは十人十色。
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